古い価値観

自己紹介でも書いている通り、私は地方に住むアラフォー会社員で独身です。

ともすれば、地方や田舎特有の古い価値観に遭遇することもしばしばあります。（そもそも、私が古い価値観と言っていること自体が古いのかもしれませんが…。）

職場の方の価値観や近所の方の価値観で、アップデートされてないなと感じることはよくあります。まあ、これらについてはいい反面教師がいると前向きにとらえ、私はそうならないよう気を付ける材料にしているので、あまり気にはしていません。

ただ、最近感じるのは、友人や同年代の女性からの「子供を持つこと」についての考え方です。

私は生まれてこの方、自分の子供を欲しいと思ったことがありません。そもそも欲しいと思ったことがないので、産んだら変わるとか、自分の子供はかわいいとか、そういった思想が理解できません。それは、今後も変わらないと確信しています。（わかりやすく例えるなら、納豆嫌いはどうやっても変わらない…みたいな感じ）

ただ、周りの多くの女性には受け入れられない価値観のようです。「生涯で絶対に一度は欲しくなる」、「子供を産んだら産んでよかったと絶対に思う」、「他人の子供と自分の子供は違うし、自分の子供は絶対かわいい」、「産めるときに産んでおかないと絶対に後悔する」といったことを言われます。

たしかに、そのように考え方が変わる人はいるだろうし、この少子高齢化の日本では子供を産み育てることは大切なことだと思います。

でも、変わる人がいるように変わらない人もいるということには無頓着なように感じます。さも、変わらないことがおかしいとまで言われたことも…。

「子供を持つこと」について、私は肯定も否定もしていないのですが、私の考え方は極めて少数派のようです。

まあ、価値観というのは人それぞれですし、受け入れられないこともしばしば。私は自分自身の価値観を持ちつつ、他者の価値観に対して否定も肯定もしない、中立な考え方を持つよう心掛けたいです。